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『バリアフリー化』というと、一般的には加齢や事故などにより
『身体障害を持ってしまった人たちの為の特別な住宅改修』ととらえがちです。
しかし、実際必要になったその時に動けるのでしょうか?

10年後の必要性を見越して安心して『備える』ことが、バリアフリーの考えです。

高齢者の事故は、約8割が自宅で発生しています!

高齢者の事故発生場所/高齢者の家庭内事故のきっかけ

バリアフリー工事

段差の解消

敷居の撤去
  • 敷居を取り外し埋め戻す
  • 敷居の小さいドアに交換する
高さを小分けに
  • 段の高さを低く、式台の取付
スロープ
  • 緩やかな勾配の傾斜にする
  • スロープは1/12以下
    車椅子の場合は、1/15以下

ドア

出入口は、種類によって長所と短所があります。引き戸がおすすめですが、状況によりどれが良いか検討しましょう。

開き戸
【長所】
狭い間口でも取付できる
気密性が高い
【短所】
×開閉のためのスペースが必要
×狭い場所ではドアをよける必要がある
×少しだけ開けておくことができない
引き戸
【長所】
その場で開閉できる
少しだけ開けておける
【短所】
×スライドさせる間口が必要
×気密性に劣る
2枚引き戸・3枚引き戸
【長所】
間口が大きい
その場で開閉できる
【短所】
×スライドさせる間口が必要
×気密性に劣る
折れ戸
【長所】
出が小さい
【短所】
×開閉のためのスペースが必要
×指はさみの危険がある

手すり

玄関
廊下
階段
トイレ
洗面所
浴室

床材

『滑りにくいもの』や『クッション性の高いもの』に交換することを検討しましょう。

衝撃吸収フロア

滑りにくく、衝撃を吸収する安全性を考慮した床材。ワックス不要で、抗菌、抗汚れ、高ウィルス。
車椅子の使用も可能で、擦りキズもつきにくくなっています。

ノダ 衝撃吸収フロア ネクシオ

コルクタイル
【メリット】
  • 足触りが良い
  • 柔らかくて滑りにくい
  • 防音性が高い
【デメリット】
  • 色褪せしやすい
  • コストが高い
  • しみついた汚れが取れにくい
クッションフロア

通常のクッションフロアの約2倍の厚さ
『3.5㎜厚フロア』
転倒時の衝撃を緩和し安全性を高めます。

カーペット

クッション性が高く、転倒した時の衝撃を和らげてくれます。
抗菌や、防ダニ加工のモノを選べば安心です。

補助金・減税 等

介護保険による補助をバリアフリーリフォームに利用する場合
『介護保険住宅改修費支援』の詳細はこちら
バリアフリーリフォームを行った場合、税制優遇を受けることが可能な場合があります。
『所得税の控除』及び『固定資産税の減額』はこちら